レゴブロックは、アンデルセン童話やデザイナーのアルネ・ヤコブセンなどで有名な北欧の国デンマークで生まれました。創業者のオーレ・キアク・クリスチャンセンは、もともと大工の棟梁でしたが、世界的な大不況の折に大工の仕事がなくなり、やむなく木製の玩具を作り始めます。オーレは玩具の品質にこだわり「子供には最高のものを」というレゴ社の社訓はこのころ生まれました。1934年には、「Play
Well ( よく遊べ )」という意味のデンマーク語の造語「LEG GODT」をもとに、社名を「LEGO」に変え現在に至ります。
第二次大戦後、プラスティック成型技術の発達によりレゴ社はプラスティックのおもちゃを開発します。1958年、2代目のゴッドフレッド・キアク・クリスチャンセンは、「ブロックのポッチ」とブロック内部の円柱の「チューブ」を組み合わせることで「離れない積み木」を完成させました。これは、「スタッド&チューブ方式」と呼ばれ、現在私たちが手にするレゴブロックの原型となりました。
レゴブロックは20世紀最高の玩具
世界最大の英文ビジネス誌「フォーチュン」は、「The Toy of Century”( 20世紀最高の玩具 )」にレゴブロックを選びました。レゴブロックの特徴である、「同じレゴ社の製品ならどんなパーツでも、何度でも、どんなふうにでも、どの年齢層でも飽きずに遊べる...レゴ社ではこのことを『システムのある玩具』と呼ぶ。」が評価されたのでした。アニメやキャラクター玩具が氾濫する日本では、毎年新しいおもちゃが発売されて、子供達はすぐに別のおもちゃが欲しくなり、親はそのたびにおもちゃを買い与えなければなりません。その点レゴブロックは、今もっているブロックと新しいブロックのセットを一緒にすることで遊びの価値が増すのです。私たちが昔遊んだレゴブロックも例外ではありません。20年以上前のレゴブロックと現在販売されているレゴブロックとは互換性があります。両親が子供のころに遊んだレゴブロックと、子供に与えるレゴブロックが自由に組み合えるなんて素敵ですね。